ブラウン英首相:国有郵便の民営化を無期限延期-経済環境が適さず

ブラウン英首相は、国有郵便サー ビス会社ロイヤル・メール・グループの一部民営化を無期限に延期す る方針を明らかにした。民営化を進める上で、経済環境が適切でない ことを理由に挙げている。

公的年金の赤字解消と郵便施設の改善に向けて政府が必要として いる郵政民営化は、ブラウン首相率いる与党・労働党内部の争いのも ととなってきた。同党の議員349人のうち少なくとも150人が民営化 の動きに反対している。

ブラウン首相はスカイ・ニュースに対し、「方々探してきたが、 求めていた投資家が見つからなかった」と指摘。「ある時点では、関 心を示す国際投資家が複数いたが、欧州の残りの地域もリセッション (景気後退)に陥った。向こう数カ月間のうちに、そうした投資家が 見つかるとは期待できない」と述べた。

ロイヤル・メールの民営化は、マンデルソン民間企業担当相が 2008年10月の入閣後に着手した大規模プロジェクトの1つ。

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