6月の米失業率26年ぶり高水準、雇用者36.5万人減か-BN調査

2日に発表される6月の米雇用統計 で、非農業部門雇用者数は前月比36万5000人減少し、オバマ政権の 景気刺激策にもかかわらず労働市場が改善している兆しはほとんど見 られないことが示される見通しだ。ブルームバーグ・ニュースが金融・ 調査機関79社を対象に実施した調査で明らかになった。

5月の雇用者数は前月比34万5000人減少だった。失業率は6月 に9.6%と、1983年以来の高水準への上昇が見込まれている。

アナリストによれば、景気刺激策による収入押し上げ効果が薄れ るなか、年内は失業増加が続く見通しで、個人消費の持続的な回復見 通しに影を落としている。ゼネラル・モーターズ(GM)やキンバリ ー・クラークなどの米企業はコスト削減に乗り出しており、雇用喪失 が景気回復を抑制するとみられる。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)のシニア エコノミスト、カール・リカドンナ氏は「労働市場は確かに厳しい」 と指摘。「個人消費の2番底のリスクも高まっている」との見方を示し た。

雇用統計は午前8時半(ワシントン時間)に発表される。非農業 部門雇用者の予想レンジは15万人減-50万人減。雇用者数減少のピー クは1月の74万1000人減で、減少幅は1949年以来で最大だった。

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