英スタンダード銀、香港グローバルマーケッツ部をIFC2ビルに移転

英スタンダード・チャータード銀行 は、増員でオフィスが手狭になったことから、香港のグローバルマーケ ッツ部門400人余りを香港で2番目に高い「IFC2」ビルに移す。

スタンダード銀グローバルマーケッツ部門の北東アジア責任者でマ ネジングディレクターのサンディープ・バンダリ氏は6月29日、香港 でインタビューに応じ、同社が今年9月ないし10月までに同部門の大 半をIFC2の床面積3万8000平方フィート(約3530平方メート ル)の新オフィスに移す計画だと述べた。

バンダリ氏は「人員増で現在のスペースが手狭になったため、同じ 階に全員が入れる新たな場所に移る必要がある」と語った。同氏は、2 カ月前にこの新オフィスを取得して以来、改装してきたと説明した。

オフィス賃貸料が世界の主要都市で4番目に高い香港で値下がりが 進むなか、利益の大半を新興市場で上げるスタンダード銀は業務を拡大 している。IFCマネジメントのアシスタント・ゼネラルマネジャー、 カリム・アザル氏によれば、IFC2の賃貸料はリーマン・ブラザー ズ・ホールディングスが破たんした昨年9月以来、17%下がったとい う。

不動産サービス会社CBリチャード・エリスによると、香港の平均 オフィス賃貸料は今年1-5月期に19%低下し、1平方フィート当た り42.76香港ドル(約533円)となった。香港が2003年以来のマイナ ス成長に陥るなか、企業が事業拡大や新規雇用計画を先送りしているこ とから、年末までにさらに11%下落する可能性があるという。

アザル氏によれば、IFC2の賃貸料は1平方フィート当たり125 香港ドル。IFC2のテナントはほかに、仏銀行最大手BNPパリバや 野村ホールディングスなど。

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