韓国の外資系銀行:デリバティブ販売の規制強化法案に強く反発

韓国ではデリバティブ(金融派生商 品)の販売規制を強化する法案をめぐり、外資系銀行が金融革新の妨 げになると強く反発している。

議会提出前の同法案では、銀行が新しいデリバティブを販売する 際に許可取得を義務付けている。同法案によれば「信用リスクのほか、 自然や環境、経済リスク」に関する商品を規制対象としている。

フォーリン・バンカーズ・グループのマイケル・ヘルベック会長 は1日に電話インタビューで、「規制当局は不正な販売慣行の防止に注 力すべきであり、新商品の販売を妨害すべきではない」と指摘し、「こ の法案はデリバティブの将来の発展をまひさせる」と批判した。同グ ループは米バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェース、ドイ ツ銀行などの金融機関で組織されている。

同法案は監督機関に対して新たな店頭デリバティブの販売の監視 を義務付けている。韓国政府は昨年10月以降、通貨オプション関連 で損失を出した輸出企業の救済支援に3兆8000億ウォン(約2900 億円)の支出を迫られた。

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