OPEC:6月産油量、減産順守率の低下などで3カ月連続増-調査

ブルームバーグ・ニュースの調査 によると、石油輸出国機構(OPEC)の6月の産油量は3カ月連続 で増加した。減産合意の順守率が低下し一部加盟国が原油価格の回復 を背景に生産を増やしたことが背景。

ブルームバーグ・ニュースが石油会社や生産者、アナリストを対 象に実施した調査によると、6月のOPEC産油量は日量平均2823 万バレルとなり、5月と比較して5万5000バレル増えた。イラクを 除く生産割り当てがあるOPEC加盟11カ国の産油量は日量2586 万バレルとなり、生産目標を101万5000バレル上回った。

エナジー・セキュリティー・アナリシス(マサチューセッツ州ウ ェークフィールド)のマネジングディレクター、サラ・エマーソン氏 は「OPECには価格下落を招かないで増産する余地がある。今後数 カ月間、減産合意の順守率は低下し続けるだろう」と予想した。

OPECは昨年、計420万バレルの減産に合意し生産量を日量 2484万5000バレルとした。OPEC11カ国の産油量は3月に 2532万バレルまで減少していた。

生産割り当て下回ったのは3カ国

6月に割り当てを下回って生産した国は、サウジアラビア、クウ ェート、カタールにとどまった。

調査によると、世界最大の原油輸出国サウジは2万バレル増産し 802万バレル。生産目標の805万1000バレルを3万1000バレル 下回った。クウェートは2万5000バレル増産し217万5000バレ ルで、生産割り当てを4万7000バレル下回った。

カタールの産油量は69万5000バレルで、目標を3万6000バ レル下回った。

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