米自動車作業部会顧問:新生GMのIPO、2010年に実施も

【記者:Christopher Scinta】

7月1日(ブルームバーグ):オバマ米政権の自動車作業部会の顧 問を務めるハリー・ウィルソン氏は、米政府が出資する新会社への資 産売却を進める米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)に ついて、2010年に新生GMの新規株式公開(IPO)を実施する可能 性があると語った。

GMはこの日、同社に270億ドル(約2兆6000億円)余りの融資 を供与する米財務省への資産売却手続きの承認を求めて、米連邦破産 裁判所の審理に臨んだ。

ウィルソン氏は「われわれは将来のある時点で株式の売却を計画 している」と証言。米政府はGMへの資金提供に関して無制限の約束 をするつもりはないとした上で、「10年中のIPO実施を想定してい る」と述べた。

一部の債券保有者や損害賠償訴訟の原告らは、連邦破産法11条適 用下での従来型の経営再建計画を提案せず、債権者に意思表示の機会 を与えないまま、財務省に資産の大半を売却するGMの決定に異議を 唱えている。

ウィルソン氏は財務省への資産売却について、伝統的な破産法11 条の下での再建計画と比べて、「スピードと確実性」があり、賠償責任 を排することも可能だと説明。自動車作業部会が協議した破産手続き とファイナンスの専門家らは、伝統的な経営再建プロセスではGMの 生き残りは図れないと口をそろえて述べていると付け加えた。

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