欧州株:上昇、景気下げ止まり観が広がる-カルフールなど高い

欧州株式市場では、ダウ欧州 600指数が上昇。この日発表された中国と欧州、米国の製造業に関 する経済統計を受けて、リセッション(景気後退)の最悪期が過ぎ たとの楽観が広がった。

フランスの小売り大手、カルフールは5.7%上昇。同社のオロ フソン最高経営責任者(CEO)が打ち出した店舗刷新とコスト削 減の計画で成長が再開するとの期待から買いが入った。

ドイツのコメルツ銀行は19%の大幅高。ドイツの市中銀行の不 良資産処理に向けた「バッドバンク」構想の改正案で政治的合意が 成立したことを受け、モルガン・スタンレーはコメルツ銀株の投資 判断を引き上げた。

銅相場の上昇を背景に、銅生産でインド最大手のベダンタ・リ ソーシズを中心に鉱山株が高い。

ダウ欧州600指数は前日比1.8%高の209.46で終了した。今 年最安値を付けた3月9日の水準からは33%上げている。

クレディ・スイス・アセット・マネジメント(フランクフルト) のステファン・カイテル最高投資責任者(CIO)はブルームバー グテレビジョンとのインタビューで、「過去3カ月で世界が若干前 向きになったのは極めて明確だ。最悪期は恐らく過ぎただろう。数 カ月でリセッションが終わるのはほぼ確実だ」と語った。

6月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)は53.2と、5月 の53.1から上昇した。中国経済が回復しつつあることが示された。 欧州と米国の製造業の縮小ペースは少なくともここ9カ月で最も緩 やかとなった。

1日の西欧市場では、取引のあった17カ国中16カ国で主要株 式指数が上昇。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比2%高、ダウ・ 欧州50種指数株価は1.8%上げた。

ベダンタは9.9%高。英豪系鉱山会社、リオ・ティントは2.5% 上げた。スイスの発電向け石炭開発大手、エクストラータは5.5% 上昇した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比91.50ポイント(2.2%)高の

4340.71。FTオールシェア指数は43.70ポイント(2%)高の

2215.78。

ドイツのDAX指数は96.80ポイント(2%)上げて

4905.44。HDAX指数は47.81ポイント(2%)上昇の

2456.21。

フランスのCAC40指数は76.56ポイント(2.4%)上昇の

3217.00で終了した。

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