国連:北朝鮮への食糧支援を3分の2縮小-寄付金不足のため

国連の世界食糧計画(WFP)の 北朝鮮代表、トルベン・デュー氏は、国連による北朝鮮への食糧支援 が寄付金不足のため、3分の2縮小されたことを明らかにした。

デュー氏は1日、北京で行われた記者会見で、国連が今年は約620 万人の北朝鮮国民に食糧を支給する計画だったが、これが約200万人 に削減されたと述べた。国連では、食糧支援を必要としている北朝鮮 国民は870万人程度に上ると推計している。デュー氏によれば、WF Pに集まった寄付金は総額7500万ドルで、目標金額5億ドルの5分の 1にも満たない。

デュー氏は、「200万人という数字は、過去最低に近い」とし、 支援グループに対して政治的な問題は考えず、子供たちを含む「罪の ない犠牲者」のことを考えるよう訴えた。国連は1990年代半ばには、 700万人の北朝鮮国民に食糧を支給していたとも語った。

国連安全保障理事会は6月に、北朝鮮の核実験やミサイル発射を 非難し、制裁決議を全会一致で採択しており、こうした状況の中で、 WFPによる支援の縮小も明らかとなった。北朝鮮の金正日総書記は 4月、同国の核政策をめぐる6カ国協議からの脱退を表明している。

-- Dune Lawrence. Editors: John Brinsley, Bill Austin

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Dune Lawrence in Beijing at +86-10-6535-2337 or dlawrence6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Bill Austin at +81-3-3201-8952 or billaustin@bloomberg.net

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