欧州委のクルス委員:英銀RBSとロイズ、一部部門の売却必要も

欧州連合(EU)の執行機関、 欧州委員会のクルス委員(競争政策担当)は30日、英政府による支 援を昨年受けた英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グル ープ(RBS)とロイズ・バンキング・グループについて、再建計画 への承認をEU当局から得るため、一部の支店・部門を売却せざるを 得ない可能性があるとの見解を示した。

クルス委員はロンドンで開かれた銀行の会議で、「RBSとロイ ズが大幅な資産売却を実施する公算は大きい」と指摘した

英国政府による最大1兆4000億ポンド(約220兆円)の金融支 援策に関する調査開始以来、同委員が特定の銀行名を挙げたのはこれ が初めて。英政府は、2007年9月に預金取り付け騒ぎに見舞われた中 堅銀行のノーザン・ロックを国有化。ブラッドフォード・アンド・ビ ングレー(B&B)も公的管理下に置き、RBSとロイズの経営権を 取得した。

RBSの広報担当者、マイケル・ストラッチャン氏からのコメン トは今のところ得られていない。ロイズの広報担当者、サラ・エバン ズ氏はコメントを控えた。

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