韓国ポスコCFO:下期の収益回復を見込む、原材料価格下落が追い風

アジア3位の鉄鋼メーカー、韓国 のポスコの李東熙(イ・ドンヒ)最高財務責任者(CFO)は、原材 料価格の下落や輸出増加を追い風に、同社の収益は今年下期に回復す るとの見通しを示した。

李CFOは30日のインタビューで、世界的なリセッション(景 気後退)を受けて顧客は在庫を圧縮したが、再び積み増しに動き始め ていると語った。同社は需要に対応するため、7-12月(下期)に休 止炉の再稼動を計画しているという。

ポスコによると、4月からの年間契約で鉄鉱石価格が33%、原料 炭が約60%引き下げられたことが追い風になる。同社の今年1-3月 (第1四半期)決算は、世界的なリセッションで需要が落ち込む一方 で、原材料価格は昨年4月からの過去最高水準の年間契約が継続して いたことで高どまり、純利益は8年ぶりの大幅な減少となった。

李CFOは「収益は4-6月(第2四半期)に底を打った後、原 材料コストの低下の恩恵を受ける」との見方を示した。回復は7-9 月(第3四半期)から始まると語ったが、詳細は示さなかった。

商品調査会社ハーバー・インテリジェンスは先月、世界最大の金 属消費国である中国の景気回復を受けて世界鉄鋼需要は来年8%増加 し、価格は押し上げられると予想している。

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