河村長官:明るい兆しも非製造業は不十分-日銀短観(Update1)

河村建夫官房長官は1日午前の会見 で、日本銀行が同日発表した企業短期経済観測調査(短観、6月調 査)について、大企業製造業には明るい兆しがあるものの、非製造業 では不十分との見方を示した。また、中小企業が厳しい状況にあること を指摘するとともに、雇用情勢悪化が景気を下押しするリスクにも注意 を払う必要があるとの認識を明らかにした。

河村氏は大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイナス48と3月 の前回調査から10ポイント改善したことについて、「方向としては大企 業を中心として明るい兆し、持ち直した兆しがあり、一つの方向付けが できた」と分析した。

ただ、大企業・非製造業はマイナス29と同2ポイントの改善にとど まったことに関して同氏は、「非製造業あたりは明るい兆しはまだ十分 ではないし、特に雇用情勢の悪化もある。そういう懸念が景気の下押し リスクにつながりはしないかという心配に十分注意する必要がある」とも 語り、引き続き景気の動向を注視していく姿勢を強調した。

--取材協力:日高正裕Editor:Hitoshi Sugimoto, Takeshi Awaji

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