米ボーイング:「787」の遅れは新型ジャンボ開発に影響しない

航空機メーカー大手、米ボーイン グは、新型ジャンボジェット機「747-8インターコンチネンタル」 について、納入が予定より1年ほど遅れてはいるものの、現在は開発が 計画よりも進んでいることを明らかにした。このため、先週、納入を延 期した新型中型機「787ドリームライナー」の機体の補強作業向けに 747の技術者などの人的資源を、振り向ける必要はないとしている。

新型ジャンボジェット機の技術責任者、トッド・ザルフォス副社長 は30日のインタビューで、「787型機の問題点に対処するのに必要 な項目を確認するが、それによって、747型機に影響することはな い」と指摘。過去2年間にわたり、技術資源の配分も調整してきたと説 明した。

747-8インターコンチネンタル(旅客機タイプ)の導入を最 初に決定したドイツのルフトハンザ航空は先週、787型機の問題が 今回も影響する可能性に懸念を表明した。ドリームライナーをめぐって はボーイングが大幅な遅れを理由に、予定より長期にわたって技術者を 開発に当たらせたことから、インターコンチネンタル機の納入は1年延 期された。

納入がすでに2年遅れている787型機は、地上実験で、胴体と翼 の接合部分で複合材層が分離したため、補強作業が必要だとして6月 23日に5回目の納入延期が発表された。

ルフトハンザのシュテファン・ゲムコウ最高財務責任者(CFO) は25日の会議で、「787型機開発の遅れは、さらなる技術資源の投 入を意味し、その結果、747-8型機の納入にも一層の遅れが生じる だろう」と語り、「数週間ないし数カ月後にそのような発表があっても 驚かない」と述べた。

-- Editors: James Langford, Will Daley

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Susanna Ray in Seattle at +1-206-521-2744 or sray7@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Kevin Miller at +1-312-443-5929 or kmiller@bloomberg.net

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