IMF理事会、1500億ドル規模の起債計画を承認へ-7月1日に採決

国際通貨基金(IMF)の理事会 は、新たな資金源の確保に向けて同基金が計画している最大1500億 ドル(約14兆4500億円)規模の起債について、7月1日に採決を 行い承認する見通しだ。IMF当局者が匿名を条件に明らかにしたも ので、IMFによる債券発行はこれが初となる。

アイスランドやパキスタンなどの国々が世界的な金融危機を克服 するのを支援する上で、IMFは新たな財源確保に向けさまざまな努 力を進めており、起債はその一環。

発言力強化を狙う主要な新興市場国にとっては、IMF債購入は 基金への貢献拡大に向け新たな機会を提供することになる。議決権シ ェアの再配分をめぐり他の加盟国と対立するなか、中国とブラジル、 ロシアはIMF債購入に前向きな姿勢を示している。

IMFのチーフエコノミスト出身で現在はピーターソン国際経済 研究所のシニアフェローを務めるサイモン・ジョンソン氏は「新興市 場国はIMF内での若干の発言権拡大を希望している」とし、「IMF の長期的発展の流れの一環だ」と語った。

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