イラク:入札で大半の油・ガス田開発権決まらず-外資の思惑と差

イラクは6月30日、外資に開放す る国際入札を実施したが、大半の油・ガス田開発権で決められなかっ た。世界3位の原油埋蔵量を誇る油田開発で新たな方策が求められて いる。

イラクは今回、油田6カ所、天然ガス田2カ所で開発権を割り当 てることを目標としていた。

シャハリスタニ石油相は入札開始の式典で、イラクは今回入札対 象となった油・ガス田で60%強増産し、20年間で1兆7000億ドル (約163兆円)の収益を上げる可能性を表明していた。

ユーラシア・グループのアナリスト、ロハディ・ヨーンシ氏は 「入札の結果は大失敗だ。イラクの期待と企業の意図に違いがあっ た」と指摘した。

米エクソンモービルや英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルは、一 部案件で生産コストの半減を求めるイラク政府の条件に合わせるこ とができなかった。入札は国営テレビで一部放映された。

イラク政府のダッバーグ報道官は30日、バクダッドからの電話 で1日の閣議でシャハリスタニ石油相からの報告を受けて、どうや って投資を呼び込むか決定することを明らかにした。

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