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欧州株:下落、米消費者信頼感の悪化を嫌気-現実に引き戻される

欧州株式市場では、ダウ欧州 600指数が下落。6月の米消費者信頼感指数が予想に反し悪化したこ とが材料となった。同指数は四半期ベースでは1999年10-12月 (第4四半期)以来の最良となった。

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーと、英鉱山会社アングロ・ アメリカンは大幅安。米民間調査機関のコンファレンス・ボードが 30日発表した6月の消費者信頼感指数は49.3と、前月の54.8(改 定値)から低下したことを受け、景気敏感株が売られた。また、原油 相場が8カ月ぶり高水準から下落したことを背景に、フランスのトタ ルなど石油株も安い。

ベルギーの金融会社、KBCグループは3.7%安。欧州連合(E U)が同社に対するベルギー政府による保証に関してさらに調査する ことを明らかにしたことが売りを誘った。

ダウ欧州600指数は前日比2.2ポイント(1.1%)安の

205.83で終了した。前期比では上昇率は17%となった。

バークレイズ・ストックブローカーズのファンドマネジャー、 ヘンク・ポッツ氏(ロンドン在勤)は、「閑散な商いのなか、米消費 者信頼感指数が予想よりも悪化したことを背景に下げに転じた」と述 べ、「今四半期を通じて大きく上昇した相場を見守ってきた投資家に とって、このデータは現実を目の当たりにするものだ」と付け加えた。

30日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株式指数が下落 した。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比1.5%安、ダウ・欧州 50種指数株価は1.2%下げた。

ダイムラーは2.1%安、同業の独フォルクスワーゲン(VW)は 4%下落した。

ダウ欧州600指数を構成する産業別グループのなかで、自動車 銘柄は四半期ベースで27%余り上昇し、銀行銘柄と資源銘柄に次ぐ 高い伸びとなった。

アングロ・アメリカンは2.7%下落。英豪系鉱山会社リオ・ティ ントは2.2%下げた。アングロ・アメリカンに合併提案したスイスの エクストラータは2.2%安となった。トタルは1.3%下落した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比44.82ポイント(1%)安の

4249.21。FTオールシェア指数は22.03ポイント(1%)安の

2172.08。

ドイツのDAX指数は76.45ポイント(1.6%)下げて

4808.64。HDAX指数は34.96ポイント(1.4%)低下の

2408.40。

フランスのCAC40指数は53.24ポイント(1.7%)低下の

3140.44で終了した。

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