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アジア通貨:4-6月は04年来の大幅な上昇へ-ルピア、ウォン主導

アジアの通貨は4-6月期、四半 期ベースとしては2004年以来最大の上昇率となる勢いだ。世界的な景 気低迷が和らぎつつあり、新興市場国の資産に対する需要が刺激され るとの楽観的な見方で、インドネシア・ルピアや韓国ウォンを中心に 上昇している。

ルピアは08年4-6月期から始まった四半期ベースの連続上昇 をさらに続けた。ユドヨノ大統領が来月の大統領選挙で再選され、成 長促進策を導入するとの楽観論が背景だ。またウォンは、韓国総合株 価指数が09年4-6月期に四半期として2年ぶりの大幅な上昇率と なる見込みであることから買われている。このほか、原油やパーム油 相場上昇でマレーシアなど商品輸出国の見通しも改善している。

OSKインベストメント・バンク(クアラルンプール)のイェオ・ チン・ティオン氏は「大半の国は新たな景気回復トレンドとともに動 いている。これは市場にとって良いはずだ」として、「経済は順調に 前へ進んでいる。素晴らしくとまではいえないが、株式・為替相場の センチメントは良好だ」と話す。

円を除くアジアの主要10通貨の動向を反映するブルームバー グ・JPモルガン・アジア・ドル指数は、この4-6月期に約2.8% 高と04年以来の大きな上昇率を記録。ブルームバーグのデータによれ ば、日本を除くアジアの8つの株式市場への年初からの純流入は178 億ドル(約1兆7000億円)。MSCIアジア太平洋指数は3月末以降、 29%上昇した。

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