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仏当局:UBSは投資家に賠償する責任、米マドフ被告詐欺事件

フランス金融市場庁(AMF) は29日、バーナード・マドフ被告が関与した史上最悪の「ねずみ講」 事件をめぐって、同被告に資金を投資していたファンドのカストディ アン(管理機関)だったUBSが、投資家に対する賠償責任を負うと の見解を明らかにした。

AMFのジュイエ長官はパリで年次報告書を公表した際、カスト ディアンは「責任がある」とした上で、「投資家は補償されるべきだ」 と述べ、今回のねずみ講事件と金融危機は、投資家保護のための規制 強化の必要性を示したと説明した。

フランスの投資家らは、マドフ被告に関連するファンドで最大5 億ユーロ(約680億円)の損失を被った。これらのファンドの多くが 拠点としていたルクセンブルクのフリーデン国庫予算相も今月、カス トディアンには投資家に補償を行う「明確」な責任があるとの認識を 示していた。

ジュイエ長官は「この種の金融商品の販売業者には、情報が不十 分な場合には重大な責任がある」と指摘。問題となったファンド「ル クサルファ・シカブ・アメリカン・セレクション」のような投資の「リ スクに関する説明」を一般市民は受ける必要があると強調した。ルク サルファはマドフ被告に資金の95%を投資し、UBSのルクセンブル クの関連会社をカストディアンとして利用していた。

UBSは「UBSにはマドフ事件の不幸な結果に対するこれらの 投資家への責任はない」との声明を発表している。

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