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アルゼンチン債上昇、国会議員選挙で大統領支持派の敗北を好感

29日のアルゼンチン債相場は上 昇。28日に実施された国会議員選挙でフェルナンデス大統領の支持 派が敗北したことを受けて、同大統領は景気てこ入れに向けて国際通 貨基金(IMF)との合意を目指すとの観測が広がった。

JPモルガン・チェースによると、指標となるアルゼンチン債 (2033年償還、表面利率8.28%)の利回りはニューヨーク時間午後 2時46分(日本時間30日午前3時46分)現在、173ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)低下の15.38%。価格は額面1ドル当 たり6.25セント上げて53セント。ペソは対ドルで前週末比0.2%高 の1ドル=3.7893ペソ。

フェルナンデス大統領の夫であるキルチネル前大統領は選挙結果 の鍵を握るブエノスアイレス州で、与党正義党の対立候補の得票を下 回った。

英アバディーン・アセット・マネジメントで新興市場債の運用に 携わるエドウィン・グティエレス氏(ロンドン在勤)は「大統領夫妻 への支持が弱まったことを市場は好感している」と指摘。「実用主義 が台頭し、正義党の有力者が『もう少し協力的な姿勢に転換し、正し い路線に戻す必要がある』と指摘することを期待している」と語り、 「それにはIMFとの合意も含まれる」と述べた。

また同氏は、選挙の敗北によってフェルナンデス大統領が主要債 権国会議(パリクラブ)への債務返済などに動く可能性は高まったと も指摘した。

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