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米GM:トヨタとの米加州合弁から撤退-将来の製品計画で合意できず

経営再建中の米自動車大手ゼネラ ル・モーターズ(GM)は29日、カリフォルニア州フレモントにある トヨタ自動車との合弁工場で今後生産する製品についてトヨタと合意 できなかったとし、合弁事業から撤退すると発表した。

「ポンティアック」ブランドの小型車「バイブ」やトヨタのハッ チバック「マトリックス」を生産する合弁工場ニュー・ユナイテッド・ モーター・マニュファクチャリング(NUMMI)は8月にGM車の 生産を打ち切る。GMはトヨタの生産について学ぶ方法として、1984 年にNUMMIを立ち上げた。一方、トヨタは米国で自社の生産方式 を試した。

GMの北米部門責任者、トロイ・クラーク氏は発表文で「広範な 分析の結果、GMとトヨタはあらゆる当事者にとって意味のある将来 の製品計画について合意できなかった」と説明した。

今回の提携終了は、GMが1日に破産法適用による会社更生手続 きを申請した後、経費節減を推進していることに伴うものだ。GMは 赤字に陥っているドイツ部門オペルの大半を売却するほか、1300余り のディーラー削減、15工場の閉鎖または休止、数千人規模の人員削減 を計画している。

CSMワールドワイドの産業アナリスト、マイケル・ロビネット 氏は「1984年の時点では、NUMMIには明確な使命があり、トヨタ とGMの双方にとって有用だった」とし、「その段階は過ぎた可能性が 高い。トヨタは今やNUMMIの事業の存続性を見直さざるを得ない」 と指摘した。

トヨタは29日、GMがNUMMI合弁事業からの撤退を選択し、 25年にわたる長期間に成功を収めてきた提携を終わらせることを残念 に思うとし、トヨタは折半出資の合弁事業の存続を望んでいたとの声 明を発表した。

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