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白川日銀総裁:バブル防ぐため金融政策対応は「いずれにせよ必要」

日本銀行の白川方明総裁は26日、 スイスのバーゼルで講演し、バブルに対する金融政策の対応について 「いかなるセントラルバンカーも、金融政策のみでバブルを防ぐこと ができるとも、防ぐべきであるとも考えていない」としながらも、金 融政策面での対応は「いずれにせよ必要」であり、「他の政策手段との 組み合わせによって対処していく必要がある」との考えを示した。

講演は第8回国際決済銀行(BIS)の年次コンファレンスで行 ったもので、演題は「危機を未然に防止するためのミクロ・マクロ両 レベルでのインセンティブをめぐる考察」。日銀が29日午後、ホーム ページに邦訳を掲載した。

白川総裁は「仮に中央銀行がバブルの崩壊まで金融政策対応を行 わないとコミット(約束)したと受け取られてしまうと、民間経済主 体は間違いなくこの根拠のない期待をもとに行動するだろう」と指摘。 そうすると、民間経済主体が保有する資産の満期構成のミスマッチが 生じるとともに、資産価格の上昇が加速し、「その結果、バブルは一層 拡大し、バブル崩壊後の落ち込みもより深刻化する」と述べた。

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