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英金融機関は計1万3000人を削減か、7-9月期に-CBI調査

英国最大の経営者団体、英産業連 盟(CBI)によると、英金融機関の間では過去2年で初めて楽観的な 見方が増加したが、7-9月(第3四半期)になお1万3000人の人員 を削減することになりそうだ。

CBIのチーフ経済アドバイザー、イアン・マッカファティー氏は ロンドンでの記者会見で「状況は依然厳しいが、今後数カ月で幾分か改 善する兆候は出ている」と指摘。企業利益と雇用、投資は引き続き「減 少傾向にある」と話した。

CBIの四半期調査によれば、人員削減のペースは鈍化している。 金融機関は1-3月(第1四半期)に約1万7000人削減。4-6月 (第2四半期)にも1万5000人を削減したとみられる。

イングランド銀行は先週、金融機関が新たな衝撃に脆弱(ぜいじゃ く)な状態が続くとの見通しを示した。CBIの今回調査で、英銀行は 第2四半期の収入について、1991年3月以来最も急速に減少したと回 答している。また、第1四半期の調査よりも「事業状況全般について」 銀行の楽観的な見方は低下したという。

マッカファーティー氏は「不良債権比率の上昇が金融業界の一段の 懸念材料となっている」と述べた。

CBIによれば、銀行の資金調達に対する懸念は、1989年に調査 を開始して以来で最も高い水準にある。

金融サービス産業のなかでは、保険会社が第3四半期の業績の伸び に最も楽観的。ビルディング・ソサエティー各社は収入と利益率の「安 定化」を予想しており、証券トレーダーや投資管理会社は、業況改善が 「短期的」との見通しを示したという。

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