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政府:東電柏崎原発6号機起動試験を許可-7号機営業運転も

経済産業省の原子力保安院は、2007 年7月の新潟県中越沖地震で被災し停止中の東京電力柏崎刈羽原子力 発電所6号機(出力135万6000キロワット)について起動試験の開始 を許可した。起動試験中の7号機(同)についても「継続的に運転す るうえで問題がない」として、商業運転に移ることを認めた。

柏崎刈羽原発に関する調査・対策委員会(委員長:斑目春樹東京 大学大学院教授)は29日、保安院がまとめた案を承認した。この評価 結果を踏まえて、新潟県知事など地元首長が6号機の起動試験の開始 や7号機の商業運転の時期などについて最終的に判断する。

新潟県は7月7日にも柏崎刈羽原発7号機の営業運転について技 術委員会を開く予定。新潟県原子力安全対策課の山田治之課長は6月 25日、ブルームバーグの取材に対して、「保安院からの説明を受けた 上で、7号機の営業運転に ついて議論を進める。6号機の起動試験に ついては未定」と語った。

みずほインベスターズ証券の河内宏文アナリストは、「予定通りに 順調に進んでいる」と評価しながらも、「マーケットは、今年度中に4 機ほどの営業運転再開を見込んでいる。6号機以降がどのようなペー スで稼働できるかを注視したい」と述べた。

柏崎原発には計7基の原子炉があり、総出力は821万2000キロワ ット。東電の原発全17基の計1730万8000キロワットの47%に相当 する。東電の全発電電力量に対しても約2割を占めている。

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