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ロシア、シェルと「サハリン3、4」の石油・ガス開発で協力へ

ロシアのプーチン大統領は 27日、極東地域で進めている石油・ガス開発プロジェクト「サハ リン3」と「サハリン4」で、欧州最大の石油会社、英蘭系ロイヤ ル・ダッチ・シェルと協力する用意があることを明らかにした。

モスクワ郊外にあるノボオガリョボの大統領公邸で語った。同 大統領は同日、シェルのイェルーン・バンデルベール最高経営責任 者(CEO)と次期CEOのペーター・ボーザー氏と会合した。

バンデルベールCEOは同日、今は建設費が安いため、サハリ ン3とサハリン4に早期に取り掛かるには「ふさわしい時期だ」と 語った。シェルとロシア国営エネルギー会社のガスプロムは、「サ ハリン2」に共同出資、サハリン2で生産された液化天然ガス(L NG)は今年3月、商業ベースで初めて日本向けに出荷された。サ ハリン2で生産されるLNGは、日本の需要の約7%を賄う可能性 がある。

環境破壊を理由にロシア政府が同プロジェクト中止を命じた問 題を機にガスプロムが2006年、シェルに代わって同プロジェクト の権益支配権を握った経緯がある。

ボーザー次期CEOは、「サハリン2を建設した経緯から、次 のプロジェクトでも協力できると考えるのは当然の帰結だ」と説明 した。ボーザーCEOは4月、同社がサハリン2以降の石油・ガス 開発プロジェクトをガスプロムと共同で進める計画を検討している と述べた。

またシェルは27日、ロシア最大の国営船社ソブコムフロット とサハリン(樺太)とヤマル半島で生産されるLNGの輸送で、協 力合意を交わした。シェルは欧州向け輸送に、ソブコムフロットか らアフラマックスタンカーもチャーターする計画。

-- Editors: Stephen Voss, Andrew Davis

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Editor:Yoshito Okubo Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Stephen Bierman in Moscow at +7-495-771-7745 or sbierman1@bloomberg.net; Paul Abelsky in St. Petersburg at +7-812-346-7725 or pabelsky@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Stephen Voss at +44-20-7073-3520 or sev@bloomberg.net

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