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カナダ・ドル(26日):4週連続安、リスク回避で原油・株価下落

26日の外国為替市場では、カナダ・ ドルが3月以降で最長の下げ局面となる4週連続安で終了した。株式 や資源国通貨など比較的高リスクの資産への投資を縮小する動きが広 がった。

カナダ・ドルは今週5日間で1.6%下落した。カナダ銀行(中央 銀行)のカーニー総裁が、同国のリセッション(景気後退)の深刻度 は米国に匹敵すると発言したことでカナダ・ドル安が進行した。カナ ダ最大の輸出品である原油は1バレル=70ドルを割り込み、株価も下 落した。

ヘッセン・テューリンゲン州立銀行のフランクフルト在勤通貨ス トラテジスト、クリスチャン・アペルト氏は「資源国通貨は過去数カ 月にわたって大幅上昇し、やや行き過ぎだった」と述べ、カナダ・ド ルなどを含む「これらの通貨は引き戻されるだろう」と予想した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時15分(日本時間27日午前 5時15分)現在、1米ドル=1.1531カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.8672米ドル)。今月19日は1.1352カナダ・ドルだった。25日に は1.1638カナダ・ドルと、1カ月ぶりの安値を付けた。カナダ・ドル は5月に約60年で最大の上昇を演じていた。

26日のカナダ国債市場では、10年物国債(表面利率3.75%、2019 年6月償還)の利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下し3.39%。今週は12bp低下した。価格は26日に19セント上昇、 今週5日間では1.02カナダ・ドル値上がりし、103.01カナダ・ドル で終了。

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