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与謝野経財相:10年度実質成長率は3年ぶりにプラスへ(Update1)

与謝野馨経済財政担当相は26日午 後の経済財政諮問会議後の会見で、2010年度予算の概算要求基準の前 提となる経済成長見通しについて、内閣府の事務方が10年度の実質成 長率は民需と外需が中心に3年ぶりにプラスになるとの試算を同会議 で示したことを明らかにした。具体的な数字については明示しなかっ たという。

09年度については、最新の経済指標を踏まえ、実質成長率を3.3% 減、名目成長率を3.0%減としていた4月の暫定試算とおおむね同程 度が見込まれるという。

同日の会議では、10年度予算の全体像について議論した。民間議 員は①公需が成長を支える経済から、民需の自律的回復を中心とした 持続的成長軌道に乗せる②財政面で柔軟な対応を行うとともに、「中期 の責任」を果たす観点から財政規律を確保する-ことなどを提言した。

この提言に関連して与謝野氏は、「いつまで経っても公需頼みでは いけない。やはり、民需が主導する経済になっていかなければならな い」と述べ、「予算の考え方も民需が主導的な役割を果たす。これが本 来の姿である」と説明した。

麻生太郎首相は会議の席上、10年度の予算編成に際し、①「骨太 の方針2006」などを踏まえ、無駄を排除し歳出改革を継続する②「安 心・安全」を確保するため社会保障の必要な修復をするなど、安心と 活力の両立を目指して必要な対応をする③「骨太の方針09」で示した 最優先課題などを実現する-と発言。首相は、こうしたことを具体化 する概算要求基準を策定するよう、財務相に指示したという。

与謝野経財相は最優先課題を実現するための特別枠について、「具 体的な数字を申し上げる段階ではない」とした上で、昨年12月の予算 編成時に首相が指示した枠と「そう大幅に変わるものではない」と述 べた。

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