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豪OZミネラルズが買収の標的に、鉱山業界再編で-投資家ら見通し

JPモルガン・チェースとペン ガナ・キャピタルは、オーストラリアの鉱山会社OZミネラルズが買 収の標的となる可能性があるとの見方を示した。OZミネラルズは今 月、債務返済のため複数の鉱山を売却しており、手持ち資金は7億 9000万ドル(約760億円)を超える。

JPモルガン・チェースの資産運用部門で天然資源関連株70億 ドル相当を運用するイアン・ヘンダーソン氏は「どこかがOZミネラ ルズの買収に動く可能性がある」と指摘。「プロジェクト資金を必要 とする向きが多額の現金に着目するかもしれない。必ずしも産銅会社 である必要もない」との見方を示した。

原材料需要が回復するなか、鉱山各社は資源へのアクセス確保 を争っている。スイスのエクストラータは今週、英アングロ・アメリ カンに224億ポンド(約3兆5300億円)規模の合併を提案。鉱 山業界の再編が加速するとの見方が広がっている。ペンガナのファン ドマネジャー、リック・ロンジ氏(メルボルン在勤)は、鉱山最大手 のオーストラリアのBHPビリトンと英豪系リオ・ティントがOZミ ネラルズの買収に動く可能性があるとみている。

ペンガナでOZミネラルズ株を含む10億ドル相当の運用を手掛 けるロンジ氏は「買収が検討されているのは確かだと思う。多額 の現金や資産があるのは明らかで、好条件がそろっている」と述べた。 また、OZミネラルズは資産売却益の株主への還元を検討すべきだと 付け加えた。

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