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独政府:ポルシェの融資申請審査取り止め、支援しない公算-関係者

ドイツ政府は、同国スポーツカー メーカーのポルシェが求めている17億5000万ユーロ(約2350億円) の新たな融資申請の審査を取りやめたもようで、融資を支援しない公算 だ。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

協議が非公開であることを理由に同関係者は匿名を条件に、同国財 務省は26日ベルリンで予定していた諮問委員8人による会議を中止 したと語った。この会議ではポルシェが政府系のドイツ復興金融公庫 (KfW)へ要請した支援について協議する見込みだったという。同 関係者によると、KfWがポルシェの融資申請を先週拒否したことで、 政府当局者らは審査の必要がないとみている。

これによりポルシェは、90億ユーロの負債圧縮のため自社株式の 売却か、保有するフォルクスワーゲンの株式オプションの一部売却か でカタールと合意することを迫られる。

ドイツ政府経済諮問委員会(5賢人委員会)のウォルフガング・ ウィーガルト委員は25日のインタビューで、「要請の拒否は正しい判 断だっただろう」と述べた上で、「ポルシェは支払い不能に直面して いないし、流動性の確保にフォルクスワーゲンの持ち分の一部売却も 可能だ」と指摘した。同氏はポルシェの協議に関与していない。

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