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バフェット氏:中国の成長は米国を上回る-2億円昼食会に出席の趙氏

米資産家ウォーレン・バフェッ ト氏と24日に昼食をともにした中国人ヘッジファンド・マネジャー の趙丹陽氏によると、バフェット氏は中国の経済成長が米国を上回る との見方を示すとともに、ビル・ゲイツ氏の慈善基金への寄付は自己 資金の最高の使い方だと語った。趙氏は昨年、バフェット氏との昼食 会の権利を211万ドル(約2億円)で落札していた。バフェット氏は 自身の財産の大半をゲイツ氏の財団に寄付すると約束している。

昼食会はニューヨーク・マンハッタンのステーキハウス「スミ ス・アンド・ウォレンスキー」で24日正午から3時間半かけて行わ れた。趙氏によると、バフェット氏(78)はピュアハート・アセッ ト・マネジメントのゼネラルマネジャーを務める趙氏に、中国が日の 出の勢いの時代に同国に生きているのは幸運だと指摘。バフェット氏 自身が過去数十年にわたって少しずつ米国の強さから利益を得てきた のとは対照的だと語った。バフェット氏は中国の将来に強気だと述べ た上で、米国は成長が鈍化してもうまくいかなくなることはないとの 見方も示した。

バフェット氏のアシスタントを務めるキャリー・カイザー氏に発 言内容の確認を求めるため電話と電子メールで取材を試みたが現時点 では返答は得られていない。

趙氏(36)は電話インタビューに答え、「昼食会で得たものは計 り知れないものだった」と語った。趙氏は「オマハの賢人」と称され るバフェット氏を自身の師と呼び、自身のファンドの過去6年間のリ ターンが600%を記録したのはバフェット氏からのインスピレーショ ンのおかげだと述べている。

趙氏はボルカー元米連邦準備制度理事会(FRB)議長の強いド ル政策と現在の景気の関連性や、商品市場に対する見方、企業にとっ てのコーポレートガバナンス(企業統治)と独占の重要性、マネーサ プライ安定化における中央銀行の役割についてバフェット氏に質問す るため昼食会に臨んだと話した。同氏は「複数の景気循環を経験して いるバフェット氏は、今回の信用危機を乗り越える方法について議論 する最高の人だ」と語ったが、バフェット氏のドルに関する見解は議 論の多いところだとして、明らかにしなかった。

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