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米住宅ローン担保証券利回り、3週間ぶり低水準-ローン金利低下示唆

25日の米金融市場で、ファニー メイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公 社)の住宅ローン担保証券(MBS)の利回りが約3週間ぶりの低水 準に下落した。新規住宅ローンの金利がさらに低下し、米住宅不況が 緩和される見通しが示唆された。

ブルームバーグの集計によると、ニューヨーク時間午後2時55 分(日本時間26日午前3時55分)現在、ファニーメイの30年物固 定金利MBSの利回り(カレントクーポン)は、前日比15ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.56%と、3日以来の低 水準となった。指標の米国債利回りの急低下が背景にある。

7年物国債270億ドル相当の入札を受け米国債相場が上昇、政府 機関の住宅ローン担保証券利回りを押し下げた。雇用市場の一段の弱 さを示すデータが発表され、インフレが引き続き抑制されるとの見通 しが示されたことも債券相場の上昇を後押しした。

スタンダード・チャータードの国債トレーディング責任者のマ イケル・フランゼーセ氏は「依然として職を失う人々がいる」と述べ、 「失業者数が低下し始めるまでは、米経済は人々が考えているほど順 調ではないということを意味している」と指摘した。

ブルームバーグの集計によると、ファニーメイMBSと10年物 国債の利回り格差(スプレッド)は前日比1bpポイント縮小の102 bp。昨年は一時238bpに拡大したものの、今年5月22日には70 bpと1992年以来の水準まで縮小した。

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