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ドレスナーKの従業員6人、賞与めぐりコメルツ銀提訴-「多額」を請求

独コメルツ銀行傘下の投資銀行部 門、ドレスナー・クラインオートの従業員6人が、ボーナスの額が引 き下げられたことを不満として親会社のコメルツ銀をフランクフルト の裁判所に提訴した。同部門はコメルツ銀のドレスナー銀行買収によ って、コメルツ銀の傘下に入った。

フランクフルトの裁判所では25日、このうち4件についての審理 が行われた。原告らの訴えによると、コメルツ銀行は今年2月に2008 年分のボーナスを、約束されていた額から90%引き下げた。

コメルツ銀の代理人のヨーヒェン・ローゼンタール弁護士は法廷 で「金融危機がかつてないほどの業績低下をもたらした」とし、「従 って銀行は、業績を反映すべきボーナスについて裁量を働かす権利が ある」と主張した。

コメルツ銀はこのほかにも、元ドレスナー・クラインオートの管 理職らからの訴訟少なくとも9件に直面している。ロンドンまたはフ ランクフルトで起こされたこれらの訴訟では、ボーナスと退職金をめ ぐって争われている。

独政府から182億ユーロ(約2兆4350億円)の資本注入を受けた コメルツ銀は、08年に63億ユーロの営業損失を出した投資銀行部門の 事業を縮小している。

今回訴訟を起こした従業員らは昨年の最後の取引日だった12月19 日付の書簡で、ボーナスの予定額を知らされていた。書簡にはボーナ スの額はドレスナー・クラインオートの業績に基づくと明記されてい た。コメルツ銀は今年2月になって、金額が90%削減されると伝えた という。

裁判所はそれぞれの原告が支払いを求めている額を明らかにして いないが、裁判所の報道官は、個々に異なるものの「非常に大きな額 だ」と述べた。

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