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自動車の5月世界生産:年初の低水準から持ち直しの動き、減産緩和も

国内大手自動車メーカーが25日 に発表した5月の世界生産台数は、依然として前年同月比で大幅な下落 率となっているが、年初の低水準の生産からは持ち直す動きもあり、一 部では減産規模を緩和し始めている。

トヨタ自動車の5月の世界生産台数は44万2621台。前年同月比 で39%減と、1987年以来の下落率となっている。しかし、下落率は、 2009年2月の同53%減から徐々に縮小しており、生産調整のための工 場の非稼働日の設定を5月から取りやめている。広報部の加賀悠太氏は 「減税効果もあり、生産は回復傾向にある」という。

日産自動車の世界生産台数の下落率も、09年1月の同54%減から 縮小傾向。広報部の山口真澄氏は「欧州のインセンティブ(政府の販売 奨励策)効果や中国市場の堅調さ」を背景に挙げている。5月の世界生 産台数は同27%減の20万1340台。

マツダは中国での販売好調などから、乗用車の海外生産が08年 10月以来7カ月ぶりにプラス(同22%増)に転じた。また、新型アク セラの豪州販売好調などで、7月から防府工場(山口県)で休日出勤を 1日設定する。マツダが工場で休日出勤を設けるのは08年10月以来 となる。本社工場(広島市)も7月から残業を再開する。

また、スズキの海外生産は、インドでの販売好調で10カ月ぶりに 前年を上回った(同1.4%増)。さらに三菱自動車は小型車コルトプラ スの5月国内生産が同34%増と堅調なことから、7月の名古屋製作所 (愛知県岡崎市)の工場稼働日を計画より4日増やして27日とする。

--取材協力:上野きより Editor:Hideki Asai、Takeshi Awaji

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 萩原ゆき Yuki Hagiwara +81-3-3201-8864 yhagiwara1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先:

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