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海賊対策の船舶保険料が最大20倍に-ソマリア沖の海賊襲撃倍増で

世界最大の保険ブローカー、 米マーシュ・アンド・マクレナンによると、アフリカ東部のソマリ ア沖で海賊による船舶襲撃が今年1-3月(第1四半期)に倍増し て以降、海賊対策として加入する保険コストが最大で20倍に跳ね 上がっている。

サウジアラビアの超大型タンカー、「シリウス・スター」など 大型商船を標的とした海賊の襲撃で保険料が上昇し、保険需要も増 大している。「シリウス・スター」は今年1月に解放されるまで、 海賊に約2カ月間乗っ取られた状態が続いた。

欧州連合(EU)は先週、ソマリア沖を航行する船舶にとって 「重大な脅威」だと警告し、海賊対策を1年間延長した。北大西洋 条約機構(NATO)によると、武装した海賊が今年は少なくとも 29隻の商船を乗っ取ったほか114隻を襲撃し、すでに昨年の総数 を上回った。

独保険アリアンツの法人・特別保険部門が22日発表した調査 では、今年1-3月期に発生したソマリア沖での海賊による襲撃件 数は102件と前年同期の53件からほぼ倍増した。

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