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EUのファンド規制に「個人的な疑問」-報告書作成の元仏中銀総裁

世界的な金融危機に関する欧州の 報告書をまとめたド・ラロジエール元フランス銀行(中央銀行)総裁 は24日、ヘッジファンドとプライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資会社に関する欧州連合(EU)の法案に「個人的な疑問」を持っ ていると述べた。

ド・ラロジエール氏はロンドンで開催されたセミナーで、3月に 提出した報告書はヘッジファンドを危機につながったシステミック (体系的)な問題とはとらえておらず、ファンド規制に関する提案は 自身の提言に比べ「かなり行き過ぎている」との認識を示した。

同報告書は、20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット) を前に金融機関のルールに関する共通土台を見いだすためのものだっ た。英規制当局者や政治家、資産運用会社はEU法案の草案内容は負 担が重過ぎる恐れがあるとしている。

英金融サービス機構(FSA)資産管理監督部門の責任者、ダン・ ウォーターズ氏はこの日モナコでの講演で、「矛盾する政治課題が至る 所にある熱気を帯びた環境には、見境のない不均衡な規制がもたらす 重大なリスクがある。これは長期的には欧州の市場を損なう」と述べ た。

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