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財務省:個人向け国債の新商品「3年固定金利」、来年7月めど発行

財務省は24日、「国の債務管理の あり方に関する懇談会(第18回)」を省内で開催し、最近の国債管理 政策などについて意見交換した。財務省幹部は会合後の会見で、個人 向け国債の新商品「3年固定金利型」について、第1回発行は2010 年7月をめどとし、金利などの情勢を踏まえて最終決定する方針を明 らかにした。

財務省幹部によると、個人向け国債のてこ入れ策として3年固定 金利型の導入を検討している。個人の金融資産としては、10年は長く、 短期があってもよいとの意見が多いという。発行頻度は毎月。利払い は年2回、半年ごととなる。発行から1年経過以降であれば、中途換 金はいつでも可能という。

個人向け国債は現在、5年固定金利型と10年変動金利型があるが、 いずれも年4回、四半期ごとに発行している。

同省幹部はまた、2009年度中をめどに主要年限の国債金利情報を 財務省のホームページに掲載する予定であることも明らかにした。

現在、発行を停止している10年物価連動債に関して、発行を再開 する場合、元本保証のフロア設定をつけた方がよいとの意見が機関投 資家から出た。一方、証券業界からは、①フロア設定があれば買うの かを慎重に見極めた方がよい②インフレ期待が出ないと売れる環境に ないが、インフレ期待が出れば需要が見込まれる-との声も聞かれた。

3年債や7年債など新年限の国債発行に関しては、1人の参加者 から将来的な品ぞろえで7年債があってもよい、との意見が出た。も っとも、3年債の方が検討に値するとの意見が優勢だったようだ。

会合では、主要先進国の国債管理政策について、日本に比べ欧米で は国債発行総額の増加率が大きいことに加え、短期債の比率が高まっ ているとの説明があった。米国債の金利上昇については、長期金利が 4%を超えていくような展開にはならないとの指摘が出たという。

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