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英TCIが手数料や償還制限緩和を提案、成績悪化で-関係者

クリストファー・ホーン氏率い る英ヘッジファンド、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファン ド(TCI)が手数料引き下げや償還制限の緩和を提案したと、投資 家3人が明らかにした。同社は昨年、運用成績が初のマイナスに陥っ たほか、幹部が相次いで退社しており、顧客つなぎとめに動く。

同投資家によると、TCIの顧客は現在の3年ないし5年の契約 が切れた後もファンドへの投資を続ければ、手数料が資産の1.5%に 引き下げられる。これまでは2%だった。また、提案内容によると、 6カ月間の据え置き後、顧客は四半期ごとに資金を引き出せるように なる。

ホーン氏が2003年に創設したTCIは、投資先に経営陣変更な どを求める物言う株主として知られたが、電力卸大手Jパワーや米鉄 道会社CSXでの試みが芳しくない結果に終わり、今年はそうした動 きを控えている。調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によ ると、昨年の成績(マイナス43%)は業界平均のマイナス19%より も悪かった。

複数のヘッジファンドに投資するファンド・オブ・ヘッジファン ズ(FOHF)のEACMアドバイザーズで最高投資責任者を務めた 経験を持つロバート・イエーガー氏は「一部投資家は、極端に横暴な 運用担当者には少々うんざりしている。投資家にあまり厳しく接する ことはできないはずだ。顧客を失ってしまうからだ」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースはTCIにコメントを求めて電話や電 子メールによる取材を試みたが、ホーン氏のほか、同社の広報担当責 任者ラフル・ムードガル氏からも返答はなかった。

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