コンテンツにスキップする

OECD報告書:ブラジルとメキシコに利下げ促す-景気刺激継続を

経済協力開発機構(OECD)は 24日発表した報告書で、ブラジルとメキシコの中央銀行は景気刺激の ため利下げすべきだと提言した。

報告書は2009年について、メキシコの国内総生産(GDP)が前 年比8%減、ブラジルは同0.8%減との予測を示した。またチリは同

1.6%減と、縮小幅は同国政府見通しの2倍余りに達する可能性がある と指摘した。

OECDは「回復初期の兆候に期待し、過去9カ月間に講じた異 例の政策努力を緩めたいとの誘惑にかられるかもしれない」とし、「そ の誘惑は誤りだ」と述べた。

メキシコ経済は、今年初めに豚インフルエンザ(新型インフルエ ンザ)が発生したことを受け、観光客が遠ざかったためマイナス成長 となっている。OECDは観光客の減少が、鉱工業生産と対米輸出縮 小が深刻化したと指摘。同国のカルデロン大統領の「比較的控えめ」 な景気刺激策は不十分と分析した。

その上で、メキシコの物価上昇は他国よりも緩やかだとの見方か ら、メキシコ中銀はさらなる利下げが可能だとの認識を示した。

さらにブラジル中銀は「向こう数カ月以内」に追加利下げが可能 と言及。報告書は同国の今年のインフレ率は4.2%と、昨年の5.9%よ り低下すると予測した。

またチリについては、今年後半に景気回復へ向かうだろうとした 上で、失業率上昇でローンの支払いができない事態になれば回復は脅 かされる可能性があると指摘した。

-- -Editors: Brendan Walsh , Andrew Barden

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 松井 玲 Akira Matsui +81-3-3201-7540 Akmatsui@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Sebastian Boyd in Santiago at +56-2-487-4013 or sboyd9@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Andrew J. Barden at +1-613-667-4804 or barden@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE