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田中IEA事務局長:原油逼迫遅れる-景気回復の鈍さと効率向上で

国際エネルギー機関(IEA) の田中伸男事務局長は23日、世界の景気回復の鈍さとエネルギー効 率の向上で、不可避とされている原油の供給逼迫(ひっぱく)が遅れ る可能性があるとの見方を示した。

田中事務局長はニューヨークで開かれた再生可能エネルギー・フ ァイナンス・フォーラムで記者団に、2011年と12年の世界の経済 成長率が年率5%を上回ると、原油需要が回復し14年までには原油 の供給不足を招くと指摘。経済成長率が小幅にとどまり、エネルギー 効率向上の努力が高まれば、原油の供給逼迫は遅れる可能性があると 述べた。

田中氏は「より長期的には、供給は需要に追い付かなくなる」 と語った。

IEAは11日、今年の世界の石油需要見通しを日量12万バレ ル引き上げた。リセッション(景気後退)が弱まる兆しが見える中で、 10カ月ぶりの上方修正。ただ、日量8330万バレルの需要見通しは 前年を2.9%下回っている。

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