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世銀報告書:豚インフルの被害は香港風邪に匹敵する恐れ

世界銀行は豚インフルエンザ(新 型インフルエンザ)の世界的な大流行に関して、世界全体の国内総生産 (GDP)の約0.7%相当の損失を及ぼした1968-69年の香港風邪に 匹敵する深刻なものとなる恐れがあると指摘した。

世銀は新型インフルエンザ(H1N1型)のメキシコへの影響につ いて、首都メキシコ市一帯のレストランやホテル、輸送業界の混乱が長 引けば、同国の4-6月(第2四半期)のGDPを前年同期比で最大

2.2%減少させる公算があると述べた。

22日に公表した報告書で世銀は、南半球でインフルエンザの流行 する季節が始まり、その後北半球での流行時期が到来すれば感染が加速 する見通しだと指摘。通常のインフルエンザでも全世界で最大150万 人が死亡するとした上で、新型インフルエンザは弱毒型でも死者はさら に140万人増える可能性があると予測した。

世銀は「貧困国で病気の監視や治療の能力が限られており、人口に 占める慢性病患者の割合が高いことを考えると、ウイルスがより致死率 の高い型に変異しなくても、新型インフルエンザ流行の第2波が低所得 国に深刻な結果を招く恐れがある」としている。

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