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5月の米中古住宅販売件数は増加か、差し押さえで価格低下-調査

5月の米中古住宅販売件数は、 前月に続いて増加が見込まれている。住宅差し押さえが過去最多とな るなかで、物件価格が低下した。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関74社を対象に実施 した調査によれば、中古住宅販売件数は年率482万戸(予想中央値) と、4月の468万戸から3%増加し、昨年10月以来の高水準になっ たとみられている。2カ月連続の増加は、2005年以来で初めて。

オバマ政権の景気対策での一次取得者向け税優遇策や、不動産価 格下落、住宅ローン金利低下が住宅市場を支えている。一方、失業増 に加えて借り入れコストが上昇し始めており、市況回復は頭打ちとな りそうだ。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコノミスト、 ザック・パンドル氏は「住宅需要には安定化の初期兆候が若干、見ら れるが、販売件数が異常な低水準にとどまっている点も強調しておか なければならない」と指摘。「住宅部門が経済成長の重しになる状態 は年内に一段落する可能性が高いが、販売は弱くすぐにプラス材料に なる公算は小さい」と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は午前10時(ワシントン時間) に中古住宅販売件数を発表する。調査での予想レンジは年率460万- 500万戸。

調査会社リアルティトラックの11日の発表によると、5月の米 国での住宅差し押さえ手続き開始件数は3カ月連続で30万件を超え、 1-6月(上期)で過去最多の180万件に達するもようだ。

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