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米FRB:レポ市場の改革で銀行・証券各社と協議中-関係者

米連邦準備制度理事会(FRB) は、1日当たりの規模が5兆ドル(約480兆円)を超えるレポ市場の リスク軽減を目指し、取引プロセスの変更を銀行や証券各社と協議し ている。この協議に詳しい複数の関係者が明らかにした。

レポは、短期資金の融通に用いられる取引で、米国債を売って現 金を調達し、その後同じ証券または類似の証券を買い戻す方法が一般 的。トライパーティ・レポでは、クリアリング・バンクが担保振替保 管業者として取引当事者の間に介在する。

このトライパーティ・レポで、クリアリング・バンクとして現在 機能している銀行はJPモルガン・チェースとバンク・オブ・ニュー ヨーク・メロンのみ。バーナンキFRB議長は3月10日の講演で米 金融規制改革に触れ、そのなかで「特に大手の借り手が極度のストレ スを経験した」として、「トライパーティ・レポ市場の弾力性を高め る」よう提唱していた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、オンライン版)は22日、 FRBが決済システムを含め、レポ市場の改革を検討していると報じ ていた。

事情に詳しい複数の関係者によれば、米当局者らは来月、市場参 加者らとさらなる協議を重ねる予定。

ニューヨーク連銀のデボラ・キルロー報道官とFRBのミシェ ル・スミス報道官は、FRBとトライパーティ・レポ市場にコメント しなかった。バンク・オブ・ニューヨークの広報担当者、ケビン・ヘ イン氏とJPモルガン広報担当のジョゼフ・エバンジェリスティ氏も コメントを控えた。

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