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ツルハ株急反落、今期最高益更新計画も市場予想下回る-化粧品注視

ドラッグストア843店を展開す るツルハホールディングスの株価が急反落。独自企画商品(プライベ ートブランド:PB)の拡充などで医薬品や日用雑貨品などが好調に 推移、今期(2010年5月期)も過去最高益を更新する予定だが、ア ナリストらの事前予想を下回ったため、売りが先行した。

この日は売り気配で取引を開始、午前9時15分ごろ前日比170 円(5.4%)安の3120円で1万1000株の売買が成立した。世界的 な景気後退の深刻化などが再懸念され、TOPIXが2%程度値下が りしていることと比べても、ツルハH株の下げは大きい。

同社が22日の取引終了後に公表した今期業績予想によると、本 業のもうけを示す連結営業利益は前期比5.8%増の112億円を見込 む。74店の出店を計画、地域密着型のかかりつけ薬局としての機能 や利便性を訴求し、増収増益を図る。1株利益(EPS)は269円 50銭と予測した。

ただ、ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト6人の事 前の予想の平均値は営業利益が118億円、EPSが298円73銭だ ったため、会社計画はこれを下回った格好。

いちよし経済研究所の林晃弘シニアアナリストは、自らの事前予 想とほぼ同じだったため「特段の驚きはない」と総括、「前期に伸び 悩んだ化粧品の販売が回復できるかを注視していく」と述べた。

新店を含めた全店ベースの前期の化粧品売上高は前の期比1%減 の387億円。連結売上高に占める比率も前の期の23.0%から

20.8%に落ちていた。

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