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アルバック株高値、世界最高性能の太陽電池装置販売の報道

真空機器を中核に各種製造装置を 手掛けるアルバックの株価が急騰。世界最高性能の薄膜型太陽電池を量 産できる製造システムを開発した、と一部で報じられ、将来の業績寄与 を期待した買いが膨らんだ。一時前日比12%高の2880円と、昨年10 月2日(高値3020円)以来、約8カ月半ぶりの高値水準を回復した。

23日付の日本経済新聞朝刊によると、アルバックは太陽光を電気 に変える変換効率で世界最高性能の薄膜型太陽電池を量産できる一貫製 造システムを開発した。2層の薄膜シリコンを重ね合わせるもので、7 月から販売をはじめ、2010年6月期に09年6月期の約3倍に当たる 受注高1000億円を目指すという。

アルバックは午前10時過ぎに、同報道について「当社として公表 したものではない」との声明を発表した。

コスモ証券投資調査部の西川裕康シニアアナリストによると、6月 1日に会社側が開催したアナリスト向け説明会で、発電効率が従来型よ り高い太陽電池の量産システムを開発し、今期中の納入をめどとした中 国向けの大型案件を複数抱えていると、会社側が説明したという。

西川氏は同システムの販売は夏場以降とみていたといい、「報道通 り7月から販売されれば、収益寄与の時期も早まる」と話す。アルバッ クでは薄膜リチウム2次電池の一貫量産技術も開発するなど、環境関連 の技術開発に注力しており、将来的に「2次電池関連事業が収益ドライ バーに育つポテンシャルを持っている」と、同氏はみている。

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