コンテンツにスキップする

NY銅先物:4カ月で最大の下落、ドル高や世界経済見通しを嫌気

22日のニューヨーク銅先物相場 は、4カ月で最大の値下がりとなった。ドル高で商品需要が抑制され たほか、世界銀行が世界的なリセッション(景気後退)が従来予想よ りも深刻化するとの見通しを示したことが売り材料となった。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数が一時0.8%値上がり し、海外の買い手にとってはドル建て原材料価格が割高となった。世 銀はこの日、今年の世界の経済成長率予想をマイナス2.9%とし、3 月時点の1.7%のマイナス成長から下方修正した。

キャピトル・コモディティー・サービシズのラニー・コーエン社 長は「ドル相場に絡んだ売りが大量に出た」と指摘した上で、成長鈍 化に伴い「需要が減速し始める可能性があるとの観測もある」と語っ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場9月限終値は前週末比11.75セント(5.2%)安の1ポンド=

2.144ドル。中心限月としては2月17日以来最大の値下がりとなっ た。一時は5月29日以来の安値2.138ドルを付ける場面があった。

ドイツのコメルツ銀行のアナリスト、オイゲン・ワインベルク氏 は「景気は回復するだろうが、大方の予想ほど早期ではない」と述べ た上で、「世銀の報告はマイナスのセンチメントに拍車を掛けた」と の見方を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE