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ECB総裁:短期的な強力策と持続可能な中期的政策の均衡が重要

トリシェ欧州中央銀行(EC B)総裁は22日、マドリードでの会議に出席し、金融政策と出口戦 略について以下の通り発言した。

◎金融政策について:

「短期的・長期的な信頼回復には、ユーロ圏やその他地域の金 融当局者が、短期的に実施する大胆な対策と、中期的に持続可能な政 策への回帰との間で、適切な均衡を保つことが必要だ」

「金融危機が始まって以来のECBの対応は、非常に大胆であ ると同時に、当中銀の中期的な金融政策の枠組みによってしっかりと 地に付いている」

「ECBが現在講じているすべての政策には、共通する2つの 重要な要素がある。1つ目は短期金融市場の機能、つまり経済への適 切な資金供給を維持する上で有効であり、インフレに関するリスクバ ランスの大きなシフトを考慮に入れているという点。2つ目は金融危 機が沈静化し、将来のインフレ加速リスクが幾らかでも見られた場合 には簡単に政策を反転させることが可能だという点だ。この2つの要 素は、ユーロ圏の中期的な物価安定維持というECBの主要な使命と 完全に一致している」

◎出口戦略について:

「各国政府は、今回の危機に関連した景気刺激財政政策から、 中期的に持続可能な財政政策へと回帰するための出口戦略を明確にす る必要がある」

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