コンテンツにスキップする

ジョブズ氏復帰なら、米アップルは肝臓移植説の真偽公開を-専門家

コーポレートガバナンス(企業統 治)の専門家からは、健康上の理由で休職している米アップルのステ ィーブ・ジョブズ最高経営責任者(54、CEO)がCEOとして今月 復帰する場合、同社はジョブズ氏が肝臓移植を受けたかどうかを明ら かにするべきだとの意見が出ている。

ジョブズ氏は今年1月に休職を発表。経営現場の第一線を退き、 治療に専念したいと述べていた。事情に詳しい関係者によると、同氏 は約2カ月前に肝臓移植を受けた。

デラウェア大学のワインバーグ・センター・フォー・コーポレー ト・ガバナンスのディレクター、チャールズ・エルソン氏は、アップ ルの取締役は休職中のジョブズ氏の健康状態について詳細を報告する 必要はないものの、同氏がCEOとして復帰した場合はそうはいかな いだろうと指摘する。

エルソン氏は、「透明性という観点から、肝臓移植などの深刻な 事実については公表する必要があるだろう。投資家はジョブズ氏が健 康なのかどうか、また企業経営を続けていけるのかどうかを知りたい はずだ」と語った。

関係者によると、アップルの取締役会はジョブズ氏の健康状態に 関する情報公開をめぐり法的助言を求めた。アップルも同社の取締役 会もジョブズ氏の健康について詳細を公開する義務は負わないと考え られる一方で、一部の企業統治専門家は会社としても、また取締役会 としても、もう少し情報を公開することは可能だっただろうと語る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE