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米気候変動対策法案:推計コストは年2兆1100億円-議会予算局

米議会予算局(CBO)によると、 米国で提案されているキャップ・アンド・トレード方式に基づく温暖 化ガス削減法案のコストは、2020年までに推計で年間220億ドル(約 2兆1100億円)に上り、一世帯当たりでは175ドルとなる見込みだ。

CBOによると、早ければ今週にも米下院で採決が行われる法案 では、産業界に二酸化炭素(CO2)排出枠の一部を無償で割り当て、 残りを入札で売却し減税の財源とすることにより消費者への影響を軽 減する方針だ。

CBOは、下院歳入委員会の共和党議員を率いるデーブ・キャン プ議員(ミシガン州)の要請で準備された調査文書のなかで、これら の政策が導入されなかった場合、コストは年間1100億ドル、一世帯当 たり890ドルに上ると推計している。

CBOは文書で「コストの上昇は、経済活動の大部分が燃焼によ って温暖化ガスが排出される化石燃料に依存している事実に起因す る」と指摘。「大半のケースでは、排出枠が義務付けられる企業はコス トを負担せず、価格の引き上げという形で消費者に転嫁する可能性が ある」との見方を示している。

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