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日航:機材計画見直しなど抜本的コスト削減検討-中期改革

経営再建中の日本航空は19日、財 務体質強化に向けた経営改革の中期的な方針を発表した。機材計画の 見直しや収益路線への集中、企業年金制度の大幅改定などにより、抜 本的なコスト削減策を実施する。

国内・国際線旅客では地点撤退を含む路便計画の見直しと機材数 の削減などによりコストを削減。貨物事業では他社との提携やビジネ スモデルの見直しを検討する。

企業年金制度の改定、特別早期退職の実行などで人件費を削減す るほか、全部門の運営体制や業務プロセスにかかわるコスト効率化を 進める。同社は国土交通省から経営改善の基本的な方向性について報 告を求められ、同日付で提出した。

日航は現在、危機的な財務体質の改善を目指し、銀行からの融資 獲得に向け交渉中。交渉をしているのは、日本政策投資銀行とみずほ コーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行など。19日付 の日本経済新聞朝刊によると、銀行団は日航への約1000億円規模の協 調融資を今月中にも実施する方向で調整している。

日航は、世界的な景気悪化を受けた旅客需要の低迷に加え、豚イ ンフルエンザ(新型インフルエンザ)の影響などで、今期(2010年3 月期)連結純損失が630億円と2期連続の赤字を見込んでおり、融資 の獲得により財務体質の改善を目指す。同社は23日に株主総会を開催 する予定。

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