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欧州債:独10年債は下落、利回り3.53%-仏西入札で増発懸念

欧州債市場ではドイツ10年債 相場が下落。ユーロ圏の各国政府による過去最大規模の国債発行が需 要を圧倒するとの懸念が広がるなか、フランスとスペインが計106 億ユーロの国債入札を実施したことが材料視された。

独10年債利回りは約1カ月ぶりの低水準から上昇した。フラン スは通常国債とインフレ債を合わせて94億ユーロ入札し、スペイン は12億ユーロ相当の30年債を入札した。輸出の落ち込みで景気悪 化が深まったフィンランドは、2012年までの国債発行額を2倍以上 とする計画を発表した。ベルギーは国債入札に引受企業を採用するこ とを明らかにした。

モニュメント・セキュリティーズの債券ストラテジスト、マー ク・オスワルド氏(ロンドン在勤)は、「フランスやスぺインの入札 を考慮すると広範にわたり大量の供給がある」と述べ、国債相場下落 への「大きな要因であることは疑いの余地もない」と言明した。

ロンドン時間午後3時43分現在、10年債利回りは前日比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.53%となった。 同国債(表面利率3.5%、2019年7月償還)価格は0.47ポイント 下げ99.71。一方、2年債利回りは1.50%と、前日から2bp低下 した。

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