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中国のハイアール:世界ブランド実現に向け企業買収・提携を追求

世界最大の冷蔵庫メーカーを傘下 に置く中国のハイアールグループ(海爾集団)は、世界的な家電ブラ ンドの実現に向け企業買収や提携を進める方針だ。

アジア太平洋部門のフィリップ・カーマイケル社長は15日のイ ンタビューで、高品位テレビや洗濯機などの製品分野でも冷蔵庫と 「同じようなリーダーシップを発揮するポジション」につくことを望 んでいると述べた。同社はニュージーランドの家電メーカー、フィッ シャー・アンド・パイケル・アプライアンシズ・ホールディングスの 株式20%を取得する。

食品や玩具といった中国製品をめぐっては安全性にかかわる不祥 事が相次いだが、ハイアールは傷ついた「メード・イン・チャイナ」の ブランドイメージを回復する必要がある。同社長によれば、中国で生 産されたミルクに有害物質メラミンが混入し、約30万人の子供に被 害が及んだ事件が、中国メーカーの品質に対する認識に影響を与えた という。

カーマイケル社長は、ハイアールは海外売上高を伸ばそうとして いるものの、「メード・イン・チャイナ」に対するイメージがそれを 妨げていると指摘。「当社とは何の関係がないにもかかわらず、メラ ミン事件は当社にマイナスとなった。こうした問題に対応する戦略を 考える必要がある」と述べた。

海外企業の買収を模索するハイアールは昨年、米ゼネラル・エレ クトリック(GE)の家電部門買収に関心があることを明らかにした。 カーマイケル社長は、「提携を求める場合は、カルチャーがフィット する必要があるだろう」と述べるにとどまり、GEとの提携をめぐる 協議の可能性についてのコメントは控えた。

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