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FRB、次回FOMCの声明で年内の利上げ観測抑制か-来週開催

米連邦準備制度理事会(FR B)当局者は、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に発表 する声明を、金融当局が年内の利上げ準備をしているとの観測を抑え るために利用するか、検討している。

FRB当局者は景気回復に伴う長期国債利回りの上昇を容認する 姿勢を示唆する一方で、一部の当局者は性急な利上げ観測を懸念して いる。事情に詳しい関係者によると、FRBの担当者はカナダ銀行 (中央銀行)が2010年まで金融緩和策を維持する方針を明らかにし たことを分析しているという。

FRB出身で現在はJPモルガン・チェースのエコノミストを務 めるマイケル・フェローリ氏は、24日発表する声明で労働市場のたる み(スラック)が増大していることや、米製造業の動向が低インフレ につながるものであること、さらに回復の鈍さに焦点を当てるのが一 つの選択肢だろうとの見方を示した。FRBの金融政策を一方向に縛 り付けることなく、持続的な回復促進に向けて借り入れコストを十分 に低く抑えることが焦点だ。

ライトソンICAPのチーフエコノミスト、ルイス・クランドー ル氏は「過度なコミットメントをせずに、低金利期待を強調する手段 が幾つかある」と指摘した。

FOMCは来週23-24日に開催される。エコノミストらによる と、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標は0-0.25%に維持さ れる見通し。FRB当局者はまた、最大3000億ドル(約29兆円)の 長期国債購入や住宅ローン担保証券(1兆4500億ドル)買い入れ方 針についても協議する。

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